------------------------------------------------
 ReadMe_v6.txt
------------------------------------------------
1. Raspberry Pi Imager で、起動用マイクロSDカードを作成します.
   デバイス名: Raspberry Pi Zero 2 W
   OSを選択:   Raspberry Pi OS Lite (32-bit) Bookworm 

   設定を編集する を選択
     [一般]
     ホスト名:   pi
     ユーザー名: pi (これは変更しないで下さい.内部プログラムで使用します.)
     パスワード: ※ラズパイに接続するためのパスワードを入力します.
     Wi-Fiを設定する:
         SSID:        WLAN用AP名
         パスワード:  WLAN用パスワード

     ロケール設定をする:
         タイムゾーン: Asia/Tokyo
         キーボードレイアウト:
     [サービス]
       [x]SSHを有効化する
       [x]パスワード認証を使う

2. 起動用SDカードが出来上がったら
    Windowsの状態で
    a) config.txt に dtoverlay=imx219 を追加します.
    b) capture_v6.tgz を マイクロSDカードにコピーします.

### SDカード購入の場合はここから作業してください。###
3. Raspberry Pi Zero 2 W を立ち上げます.
    Windows から TeraTerm(https://github.com/TeraTermProject/teraterm/releases)を起動して
    Pi Zero2W に SSH 接続します.

    $ sudo mv /boot/firmware/capture_v6.tgz .
    $ tar zxvf capture_v6.tgz
    $ ./init.sh
    $ cd capture
    $ make
    $ make start
    $ cd ~
    $ ./sta2ap.sh          <<--- Wi-Fi用SSIDと
                                 ラズパイAP化後に使用するラズパイ用SSIDおよびpasswordと
                                 AP化したラズパイのIPアドレスの入力が促されます.
                                 設定後 reboot します

4. FFFTP からアクセスします
    IP: 3.で設定したAP化したラズパイのIPアドレス
    ユーザー名とパスワードは、Raspberry Pi Imager で設定したものを使用します.


5. rpicam-apps(libcamera-apps)の設定
   a) /home/pi/capture_command.txt (キャプチャコマンドおよび実行時刻を記載する)
      このファイルが無い場合は、
        libcamera-still -n -t 1000
      が使用されます.
（記述例）
### capture_command.txt ###
### 時刻は24時間表記 00:00~23:59の範囲で設定する。###
### 00:00~23:59の範囲外はデフォルトのコマンドを実行 ###
00:00 rpicam-still -n -t 1000 --framerate 15 --shutter 66000 --gain 32
04:00 rpicam-still -n -t 1000 --framerate 30 --ev 2 -tuning-file /usr/share/libcamera/ipa/rpi/vc4/imx219_noir.json
05:00 rpicam-vid   -n -t 5000 --ev 2 --tuning-file /usr/share/libcamera/ipa/rpi/vc4/imx219_noir.json
06:00 rpicam-still -n -t 1000 --tuning-file /usr/share/libcamera/ipa/rpi/vc4/imx219_noir.json
18:30 rpicam-still -n -t 1000 --framerate 30 --ev 2 --tuning-file /usr/share/libcamera/ipa/rpi/vc4/imx219_noir.json
20:00 rpicam-still -n -t 1000 --framerate 15 --shutter 66000 --gain 32

   b) /home/pi/capture_interval.txt (インターバルを記載する)
      このファイルが無い場合は、
        60 (秒)

   c) capture_command.txt の正当性チェック
      $ capture -c
      で、capture_command.txt の正当性をチェックすることができます.
      正常な場合は,
      /home/pi/capture_command.txt: check OK
      が表示されます.

6. /home/pi/seq_file.txt
   キャプチャ用ファイル名に使用するシーケンス番号を記憶するためのファイルです.

7. 再起動後に,画像取得用コマンドが定期的に実行され,
   /home/pi/data の下に, 撮像した画像が格納されます.

8. 日時の設定
   /home/pi/date_time.txt を作成して,
   YYYY-MM-DD hh:mm:ss
   もしくは
   YYYYMMDD hhmmss
   を記載して下さい.

   /home/pi/date_time.txt は, 撮像タイミングで読み込まれますので,
   撮像間隔がデフォルト値の場合,最大60秒の誤差で設定されます.

   正常に日時が設定されれば, /home/pi/date_time.txt は削除されます.
   削除されない場合は,記述形式に誤りがありますので修正して下さい.

その他.
  ・MicroSDカードの残量が100MB を下回った場合, 撮像は行われません.
  ・撮像枚数と期間は下記を参考にして下さい.
      a) IMX219の静止画で撮像
      b) 32GBのMicroSDカードを使用
      c) インターバル60秒
　    の場合, 13600枚(約 9.4日)撮像可能です.