V2サンプルではアナログ系とデジタル系の電源の引き回しを工夫して小型モジュールにありがちな自己干渉を極力回避、今回、V3サンプルではSBCの3.3V系電源接続時にアナログ電源に混入するリップルノイズの吸収のためにデカップリングキャパシタを複数追加してノイズ抑制に成功。高ゲイン時のSNRを改善しました。これがサンプルとしてはファイナルカットで、量産向けのファーストカットになります。今後、様々なレンズに対応可能なピエゾアクチュエータによるセンサーシフト式AFモジュールや、キロヘルツオーダーのレスポンスをもつアクチュエータでモーターやエンジンの振動をキャンセルできるOISモジュール等、バリエーションを増やしてまいります。乞うご期待。
下はRaspi V2カメラ(IMX219, 1.12m8Mpix)との比較画像です。SE678FF91は2.0um画素なので、計算上2倍のSNR改善があるので、一目でノイズ感の違いが判ると思います。(画質チューニング最適化前なので、色の飽和度などは改善可能。)