ご挨拶

SE219FE-00(FoV=187degree)にて撮影

双峰エンタープライズ株式会社 代表取締役の 野村 哲哉 です。

 「双峰」の由来となった筑波大学大学院理工学研究科を終了後、長年、国内大手メーカーにて画像処理関連のSoC開発やイメージセンサーの顧客サポート業務に従事いたしておりましたが、2018年7月1日に双峰エンタープライズの屋号で個人事業主として独立いたしました。

 技術コンサルタントとして主にVision ApplicationのHW/SW開発を行おうとする企業様のお手伝いをすると同時に、パートナーである台湾のASUSTeK社のSingle Board Computer向けの多様なCamera Solution、また中国のRockchip社の多彩なSoCを使ったVision Application向けCamera Solution BoardをOSS Communityに提供し、Open Innovationの創出に貢献したいと考えています。

 2018年12月5日、「双峰エンタープライズ株式会社」を設立いたしました。

 

専門分野、経歴

Expertise:

  • Image Compression
  • Logic Design
  • ASIC Development
  • Camera System development
  • Vision System  Architect
  • CMOS Image Sensor Technical Support

以前、勤めていた会社でコンシューマー向けDigital Video Cameraの画像圧縮Algorithm開発とASIC化から半導体開発のキャリアをスタート、DVDプレーヤー向けMPEG2 AV Decoder SoCの開発に参画し、海外開発拠点とのコラボレーションを体験。TV向け高画質化ベースバンドプロセッサやプロフェッショナルHDデジタルカムコーダー用SoC開発ではArchitecture, Algorithmレベルから製品を提案し、SoC開発における最大の課題のHW/SWのコンカレント設計手法、FPGAプロトタイピング手法、評価環境およびテスト手法を開発・導入し開発費用削減、開発期間短縮を実現しました。このキャリアを活かしたスマートフォン向けCMOS Image Sensorの顧客サポートおよび技術サポートエンジニアの育成で前職のキャリアを締めくくりました。

Silicon ValleyでのSystem開発を経験し、彼の地のInnovation創出に対する企業の枠を超えた「自由闊達」な環境と、素晴らしい能力とアイデアをもったエンジニア、特にアジア各国から「頭脳」一つでチャレンジする若いエンジニア達のバイタリティーに感銘を受けたことが、その後、台湾でのR&D Center運営を任される機会を得た際の組織運営の理念となり、中国におけるモノ作りサポートにも活かされました。